昨日をもってロボッツのNBLラストシーズンが終了。

結果は最下位。

球団史上最低の成績に終わった…

 

結果が全てのプロ。

自分は一体…?

そんな自問自答を繰り返し続けたシーズン。

 

背負っているものが期待と責任、

そして、看板なんだから〈重い〉に決まっている。

負傷した膝と骨折した腰について考えている場合じゃない。

 

『人の一生は、重荷を負て遠き道をゆくが如し』

 

大好きだったはずのこの名言。

シーズン中に幾度となくこの言葉が脳裏をかすめ、

「そんな程度で何を言ってんだ!!」と徳川家康公に説教されている気分にもなった。

 

プロとは自信を持って「出来ます!」と言うことのできる人のことだけではなく、

恥を忍びながらも「出来ません…」と言うことのできる度量を持ち合わせた人のことを指すのかもしれない。

 

それに押しつぶされないだけのものを持つ人のことを。

そして、その悔しさの分だけプロとしての技量・技術を向上させ、

必ずそこから這い上がる力を備えている人のことを。

 

 

今シーズン、ロボッツを応援してくれた全ての皆さま、

選手としてキャプテンとして力が足りず期待を裏切ってしまい本当に責任を感じていますし、

そこから逃れるつもりもありません。申し訳ございませんでした。

 

こんな自分に最後まで戦う力を注いでくれた皆さまには頭が上がりません。

どんなときもチームを辛抱強く応援し続けてくれた皆さまに心より感謝しております。

 

来季からは待ちに待った統合リーグ「B.LEAGUE」の開幕。

ロボッツは7月から「サイバーダイン茨城ロボッツ」となり2部からのスタート。

ロボッツにはきっとあると信じています。

”這い上がる力”が。

 

 

今シーズンは日常と非日常、

永久と刹那は紙一重だということを思い知らされることとなりました…

「当たり前」が存在しないこんな世の中だからこそいまに感謝し一生懸命生きていきます。

 

開幕前に茨城でも甚大な被害を及ぼした「平成27年9月関東・東北豪雨」、

そして、先日の「平成28年熊本地震」により亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。

また、被災された皆さまに対して心からお見舞い申し上げますとともに、

これからも微力ながら自分も力を尽くしていきたいと思います。

被災地の一日も早い復興を、謹んでお祈り申し上げます。