「NYにコレ持っていってがんばれや。」

 

一体あのときどんな気持ちでプレゼントしてくれたのだろう?

まだ出会って2回目でしかなかった当時20代後半の釣ちゃん。

 

なんの説明もなしに立ち寄った秋葉原の家電量販店にて、

突然その場で現金購入して手渡してくれたノートPC。

外付けのハードディスクと合わせてたしか30万円くらいはしたと思う。

 

……その日から流れた月日は実に12年。

 

管理人の釣ちゃんのおかげで続けることのできたオフィシャルサイト

samuraikzとKazzmatazz Ballin’の中で

プロバスケットボール選手として何回ブログを書いたことだろう。

 

いま、はっきりとわかっていることは、

何百回ブログを書いたところで、

アメリカや日本中の至る所で何度もぼくを助けてくれた

釣ちゃんへの感謝の気持ちは、

ぼくの稚拙な文章なんかでは到底表現できない、ということ。

 

今回のブログを書きながら自然と涙が出てきたという事実からも、

2人の年月の濃さを少しでも理解してもらえたらと思う。

 

別れるわけでも縁が切れるわけでもない。

ただ、ちょうど2017年10月をもって、

小学1年生のはな垂れ小僧が高校を卒業して就職するくらいの時間が流れた。

 

いつまでも釣ちゃんに甘えられない。

まだ何一つ恩返しもできていないわけだから。

 

12年前、岡山が生んだ天才IT社員だった釣ちゃんは、

今ではあの超有名ゲーム『NBAドリームチーム』などの制作を手がける、

株式会社テコテック(Tecotec Inc.)の代表取締役社長。

 

ちなみに社内ではもう誰も”釣ちゃん”と呼ぶ人はいないらしい(笑)

NBAからも毎年直接オールスターへの招待状が届くような人物に

いい歳こいていつまでも迷惑をかけられません。

 

今後は、これまでのような超がつくほどカッコいいサイトではないけれど、

今の自分にあった等身大の手作りサイトへ引っ越しします。

 

12年間ただ言い続けてきただけで何の実も伴っていないので、

釣ちゃんが信じてくれるかどうかわからないけれど、

この恩はいつか必ずお返しします!

 

釣ちゃん、今まで本当にありがとう。

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