「よし、ケバブパーティーや。」

「ナチョスやっちゅうねん!」

 

さすが大阪生まれの西田氏。

芸人ナイツのネタみたいに冷静にツッコまれてしまった。

 

理由は定かじゃないけど最近チームの若い衆から「じぃやん」と呼ばれ始めた。

確かに年寄りにありがちな<咄嗟の横文字に弱い>部分はあるかなぁ…と思う。

とりあえず喋っておいてあとはニュアンスでどうぞ的な。

 

おかげでいままで多くの誤解を招き、失敗を犯してきた。

痛い目にもあってきた…。

 

それでもとっさとなるとタコス、ナチョス、ケバブの違いはわからない。

パスタを食いに行けば頼んだはずのカルボナーラがペペロンチーノの姿で出てきたりする。

ヘタをすれば本気で「カルボナーラ!」を「ボラギノール!」と言い兼ねない。

 

三つ子の魂百まで。

山口県下関の田舎町で3歳まで両親から日本語だけの英才教育を受けたに違いない。

きっと自分が覚えていないだけで。

反抗期に「うるせーババァ!」とやった記憶だけははっきりと残っているのだけれど……

 

おかげで、こんな顔で女性に「I love you…」と囁くような勘違い男にはならずに済んだ。

とりあえず親には感謝しようと思う。

 

そう考えると。

カタカナや横文字を巧みに操り笑いまで取ってしまうルー大柴さんは偉大な人だなぁと思う。

 

前置きが長くなりましたが。

昨日は毎年恒例。トレーナーの西田氏のお宅でタコス&ナチョスパーティー。

食い意地が張りすぎたせいで写真を撮り損ねましたので、様子はまたしても圭ちゃんのブログで。

 

会の終盤。

ぼくは完全にあさましい男と化していた。

 

安部に「酸味がある感じでセンスで巻いてきてくれ。」

「ウン。ウマイ、ウマイ。」

自称グルメを気取りながら言われるまでこっそりトッピングされたホットペッパーの存在にさえ気付けない…。

 

根が本当に適当。

これまでずっとノリと雰囲気で「本気」で生きてきた。

これからもきっとこんな風に生きてはいくのだろう。人に迷惑だけはかけたくないものだけれど。

 

何はともあれ。

パーティーに招待してくれ美味しい料理まで振舞ってくれた西田夫妻、ありがとうございました。