「めでたい」という言葉が気持ちいい程しっくりとくる2,3日を過ごしていた。
誕生日を福岡中洲のクラブを貸し切ってくれた友人らに盛大に祝ってもらい、
そのパーティー直前には豊浦の後輩たちがプレゼントとばかりにIH出場を決めてくれた。翌日は福岡の教会にて双子の兄弟、直之の結婚式。
そのままフェリーに乗り親族同士で一泊二日の壱岐旅行を満喫し先ほど高松に帰ってきた。
「やれやれ、それにしてもどれだけ不細工だったんだろう…」
オフに入り更に磨きがかかったひげ男爵が口をへの字に曲げながらプルプル震えている。長男のときはそれほどでもなかったのだけれど。
挙式中、直の何とも言えない優しく穏やかな表情。後ろを振り向き花嫁を待つあたりから、
幼少時代、田んぼで走り回った光景や一緒に家の屋根から飛び降りて遊んだ光景など、自然と懐かしい思い出が心のアルバムから次々と湧き出してきた…。その結果、
僕の身体の涙をコントロールしている器官に何らかのトラブルが発生してしまい、
みなが笑顔で新郎新婦を見つめる教会の中で、ただ一人泣くのを堪えるのに必死だった。
本当にたくさんの幸せをお裾分けしてもらいました。
直、嫁さん、末長く幸せになってくれ!また、ここ何日間で、本当にたくさんの方からお祝いの言葉をいただきました。
どうもありがとうございました。皆さんも幸せな気分になってください。