少しずつだれけど、確実に…。
しばらくの間ずっと失っていた感覚を再び取り戻している実感を得ることができた。何がどうであることよりもなんだかそんなことが一番嬉しかった。
Iowa Energyのトライアウトでは今まで信じてやってきたことに嘘をつかれることなく、
参加選手40名に対して自分の持っている100%以上の力を出し切ることができました。計6本のゲームで毎度メンバー構成は変えられたけれど、自分のいるチームは全て勝利。
個人的にも参加したPGの中ではおそらく得点・アシスト共に最多で、とにかく目立てた。この結果は渡米前に行った秘密特訓なしでは確実に考えられないことだと思う。
ひたすらコートビジョンの拡大とゲームを想定したシュートに磨きをかけてきたことで、今回のトライアウト中ではコート上でPGとしての存在感を格段に示すことができたし、
放ったシュートも笑ってしまうくらい高確率で決めることができました(笑)。
本当に“ミスターO”に感謝しなければ…。どうも、ありがとう。
おかげで、トライアウト終了後にはコーチ陣とも良い話をすることができました。
契約に関してはあくまで11月のドラフト次第で厳しい現状に変わりはないのだけれど、今後もアピールしてみる価値は十分にありそうな手ごたえを感じました。
さて、そのためにはアメリカの飯をたくさん食ってもっと面の皮をぶ厚くしていかないと。
シカゴでのトライアウト終了後は濡れたマゲもそのままにすぐさま車でミルウォーキーへ。
一時間半ほどでNBAミルウォーキー・バックスのホームコートに到着しました。せっかくだからとバックス対ピストンズのプレシーズンマッチを観戦してきたのです。
ハーフタイムにバックスのマイケル・レッドとピストンズのテンションプリンスの二人が、
北京オリンピック金メダル受賞の表彰を受けていた姿が印象的でした。さて、そして今日は第二の目的地であるアルバカーキーにやってきました。
小型飛行機の激しい揺れに命の危険を感じながら爆睡していたらいつの間にか到着!初めてやってきた土地だけれど広大で素朴な田舎風情に助けられ全く緊張もしません。
まあ、どこであろうと自分のペースで、自分の及ぶ範囲でやっていくだけです。