山口のある地で奇跡が起こりました。
信じてもらえないと思うのであまり詳しく説明するつもりはありません。
ただ、今後はもう「神の手」という表現に抵抗を感じることはないでしょう。

「もう治らなくていいから止めて下さい!」

「全身麻酔かけてください!!」
畳数畳の狭い一室で情けない発言を連発しながら耐え難い痛みに身をよじり、
チョンマゲ男は何とかして苦痛から逃れようとしていました。

卓越した技術によるものなのか、それとも単に今までが僕の勘違いだったのか、

大量の汗を全身の毛穴から噴出させながら数十分間悲鳴を上げ激痛に耐え続けた結果、
治療直後から今までまともにできなかった屈伸が楽にできるようになり、それどころか、
怪我以降絶対にできなかった片足スクワットや正座までもができるようになっていました。

神様曰く、

「もう治りました。あとは日に日に良くなっていくだけ。」

ようやく仏壇の前で罰当たりな格好で手を合わせなくても済むようになりました。

そして、何より再び激しい練習ができるようになりバスケの調子が上がりまくりです!
 
本日で26歳。
膝が治った今、プレゼントは何もいらない。