先週の金曜日、NYに来てちょうど4ヶ月のこの日
プレーオフ第1戦でロングアイランドに敗退しました。

そしてこの日をもってシーズンも終了となりました。

気持ちで負けたとは思っていませんが、

こっちが久々の試合だったのに対して相手がプレーオフ2戦目だった
という差は思った以上に大きかったです。

とにかくABAのシーズンは終わったわけです。

終わってみて不思議に感じることがあります。

それはいま選手達との別れを寂しく思う気持ちに襲われているということです。
入れ替わりの激しいアメリカのリーグでは選手のカットも日常茶飯事ですが、
このメンバーとの別れは辛かったです。

昨シーズンにはほとんど感じることのなかったこの気持ちが今年はあります。

やっぱり自分の中にこのチームの一員だったんだという実感があったからこそ
感じることができたんでしょう。

最後の試合で負けたあとのロッカールームでは、

間違いなくみんなからもそういう気持ちを感じることができ、
なんか本当にいいチームやったんかなと思いました。

いまシーズンを振り返るってみると充実感というものをあまり感じないです。

自分に対する不甲斐無さ、己の未熟さを痛感。
とにかく悔しい気持ちです。

オールスター前までは自分にしては順調だったと思います。

でも、年明けの怪我以降なにか自分というものを
見失ってしまったような気がします。
よく分かりませんが、ギラギラしていた何かがなくなってしまったような…。

その頃から選手起用のローテーションみたいなものが新しく確立され、

スタートメンバーではあるもののプレータイムも減っていきました。
そこから再びプレータイムを取り返す力もなく…
シーズンが終わりになるにつれ悔しい思いをすることが多くなっていきました。

では、探そうと思っても見つからない何かをどうやって見つけたらいいのか?

僕にできるのは、ただただひたすらバスケットに真剣に打ち込むこと。

辛いことでも鞭を打ち、嫌なことでも引き受けてやる。
自分にストイックであり続けること。
とにかくそれが見つかるまでもっと自分を追い込んでいくしかないと思っています。

また1から出直します!

しばらくニューヨークを離れます。

故郷で久々に家族に会ってきます。