「奈良県初上陸!」
みんなでタクヤの見舞いに奈良まで。
そうなると当然「どこ」よりも「何をした」の方が大事になってくる。
「行こうぜっ!」の掛け声のもと立ち寄った吉野家で特盛りの一気飲みを披露してくれた。
「今なに食いたい?」
「肉!」
「じゃああとで俺らが食って写メ送るな。」
「退院したら絶対口聞かへん!!」
「普通じゃないか」という表情で全く驚かないKBも一応ポーズだけ。
「やっぱり全身やった方がええよ。」
「でもそうすると俺いなくなっちゃうよ!」
みんなでタクヤの見舞いに奈良まで。
記憶というのは本当にいい加減なものだと思う。
てっきりこれが初めての奈良だと思っていたら中学の修学旅行ですでに訪れていた。13年間、間違えていたことになる。
鹿に餌をやった思い出の場所は「京都のどこか」ではなく「奈良公園」だったようだ。修学旅行における<学習と遊び>。
天びんにかけるまでもなく完全に比重は遊びに傾いていたわけだから、そうなると当然「どこ」よりも「何をした」の方が大事になってくる。
さあて。
これ以上言い訳をして恥の上塗りをしないうちに本題へ。名古屋から軽快に車を走らせることおよそ2時間。
残り数キロの地点にもかかわらず我慢の限界がやってきた潤さんから「待った」が入る。「行こうぜっ!」の掛け声のもと立ち寄った吉野家で特盛りの一気飲みを披露してくれた。
その後、お土産もばっちり買って、いよいよタクヤの入院する病院に到着。
部屋はここ。カーテンをめくるとそこにはタクヤが。
「今なに食いたい?」
「肉!」
「じゃああとで俺らが食って写メ送るな。」
「退院したら絶対口聞かへん!!」
ってな感じで1時間くらい励まし続けてきた。
久々の再会にタクヤも嬉しそうでよかった。風呂を一週間入ってないらしいので、お約束のショット。
「普通じゃないか」という表情で全く驚かないKBも一応ポーズだけ。
そんなKBも帰り際にようやく気付いてくれて消毒。
「やっぱり全身やった方がええよ。」
「でもそうすると俺いなくなっちゃうよ!」
「うーん。確かにそうか…。」
何はともあれタクヤが元気そうでホッとした。
ここから頑張れ!!