「ここが日本で良かったな。アメリカじゃ全員カットだぞ」

忘れてはならない大切な記憶だった…。

けれど恥ずかしいことに確かにそれは時間の経過とともに色褪せ風化しつつあったモノ。
そんなモノが大敗後のロッカールームでトニーが発した生きた言霊と共に鮮烈に蘇った。

僕自身プロ1年目にアメリカで全く同じ経験(選手とコーチ総入れ替え)をしている。

それにあの言葉の発信者が世界一過酷なNBAで長年戦い抜いた経歴を持つ彼だったから。
自分への怒りと悔しさで心が食いちぎられるようで、しばらく動けなくなってしまった…。

大事なことを思い出せたことに感謝しようと思う。

結果は出ていないけれど、そうそう悪い方向だけに変化をしているわけではない。
そんなことを感じられるような練習が今日はできたから。

今週末はやりますよ!