けっして。

本能だけで生きてるわけじゃない。

理性で制御しなきゃならないことだってわかってる。


どこかで。

それでもどうにもならないことがある。

結局今日も本能にまみれた太古の原始人のような有り様になってしまった。

 

本能に従うのもまた大切なことかもしれない…。

まどろみの中でそんな風に自分に都合のいい言い訳をしながら。


寝坊。

とくに練習後は。

飯を食って横になったら完全にアウト。


結局、予定していた接骨院には行けなかった。

堕落の温床の中で格闘するものの、呆気なく打ち負かされてしまう。

睡眠という、欲に。

たしかにぼくが欲望に弱いということもあるけれど…


悪の根源は。

最近つくった自家製コタツ。


きっかけはファンの方から差し入れで頂いたみかん。

「みかんにはコタツがないと始まらんやろう!」ということで…


自宅へお客さんを招くために購入した2の折脚座卓を押入れから引っ張り出す。


 

1台をホットカーペットの中心にセット。


そこへ貰い物のコタツカバーを被せ、

脚を折ったままのもう1台の座卓を天板代わりに置けば簡易コタツの出来上がり。


 

可愛い猫がコタツで丸くなり始めたのはその日から。


 

コタツは、人間を自ら退化の道へと導く魔具かもしれない。

そこへ禁断の果実(みかん)である。

夢見る楽園で知らぬ間に失楽園へといざなわれる。なんて恐しい事態にも。


そんなパラドックスに苛まれることのないよう、

カミさんに叩き起してもらいます()