「生き残り」という共通項だけを持った者同士が、協力し、争い、罵り合い、主張をし、
そんな中から何かを見つけていくところ。見つけることができるところ。
これがアメリカのバスケ市場。

今回のキャンプはシンプルなものです。

合流前にリーグが振り分けしたチームで土日の2日間で4試合こなすだけ。
チームメイトに恵まれているかどうかは開けてみないと分らない玉手箱のようなもの。

すでに初日の2試合が終了しましたが1試合目は予想通りギラギラの野性児たちが暴れ、

コート上はただ強烈な欲望と野心を満たすための衝突の場と化してしまいました。
この試合で我が“チーム9”が犯したターンオーバーは25個!
箱は完全にハズレ(笑)。
アピールどころじゃありませんでした…。

まあ、とは言ってもこんな事態はよくあることで想定内ではあったし、

何を言ってもメンバーも最後まで変わらないので初戦が終わった後に選手たちと話し合い、
コーチにもこっそり自分がやりやすいように入れ知恵をして2試合目に臨みました。
悪巧みは成功。
思惑通りかなりプレーしやすくなり、2試合目はまずまずアピールすることができました。

ラスト2試合でどこまで上げられるかが勝負です。

痛いところには鞭を打って何とかして全部出し切ってこようと思います。
それでは、行ってきます。