彼と僕との一番の共通点はバスケットへの向き合い方だろうか。

肩に力の入っていない自然体な状態でバスケットと共に生きるその姿からは、
一見するだけでは過剰な意気込みを感じることはできないのだけれど、
プレー中の情熱的で闘争心溢れる姿からは確実にバスケへの力強い想いを感じられます。

同い年の彼とは生まれた場所や育った環境も違うのに何かと共通点が多く、

他人とは思えないところが謎で、どこか意識してしまう存在。
その彼の名は、J‐Walk。

先日、ライジング福岡のJ‐Walkこと仲西淳が入院する病院へお見舞いに行ってきました。

病室にも関わらず久しぶりの再会に盛り上がる男二人は場違いな話題を中心にしばし談笑。
話をしていても言葉の中に僕好みのセンスが凝縮されていてこいつはマジで面白い。
また、こちら側に怪我のことを感じさせないように振る舞う姿からも、
同じ匂いを感じずにはいられませんでした…。

彼の面白いところ、

それは、よく印象的な言葉を発するところ。
夏に僕の山口の実家に遊びに来たとき、庭のバスケリングに気づき足を止めていった一言。
「あ、HOOPがある。」

夜、みんなで出かけようとしたときも、

「すっげぇキレイな星空…。」
東京生まれの彼の口から飛び出すこれらの言葉はとても印象的でした。

彼にはロマンとかセクシーといった類の言葉が似合う。

こういった部分が僕と彼とで明らかに異なるところなのでしょう。

彼はお見舞いに訪れた人と必ずチェキで写真を撮影しそれらを壁に飾っていたのだけれど、

その写真の数は思わず嫉妬してしまうほどの多さで、
彼の人気の高さを僕に見せ付ける証拠にしては十分過ぎるものでした(笑)

病院では、短い時間ではあったけれど心地よいひと時が過ごせました。

行く前から予想はできていたのだけれど、彼が元気そうで何よりでした。
彼の前向きな姿にこちらが逆に元気をもらったのかもしれません。

淳、早く治せよ。

そして、またJ‐Walkしようぜ!