ここ数日間、
何の変哲もなく生えている自分の左脚を見ながら物思いにふけっていました。

怪我をしてからというもの、我ながらプロらしいケアをしてきました。

入念に、そして、慎重に。
慌てることなく、リハビリの段階を1段ずつ踏んで我慢の治療をしました。
その甲斐あって先週末くらいから、
ほとんど違和感も無くなり90%くらいまで動けるようになりました。

頭の中では、週末の「大阪戦」と言う文字が広がり始め、

その後ろに良い感じでプレーする自分のイメージまでするようになっていました。

医者の診察では全治2~3週間。

僕自身も今までの経験から感覚的にそのアタリだろうと思っていました。

しかし、いざやろうという段階になった今ごろ、

自分と身体の意見が大幅に食い違っていることに気づきました!

左脚曰く、

「これ以上はダメ。」
「?」
「また切れるかもよ。」
「!?」
なんだか頭の中が混乱してきました。
と同時に頭の中にあった「大阪戦」の文字、
その輪郭は丸みを帯びて色味も失っていきました。

「休もう。いや、休むしかない。」

最終的に僕の頭の中でできあがった答えはこれ。
悔しさや歯がゆさはもちろんあるけれど、
どちらかというと「しょうがない…。」のほうにやや傾いているもの。

実は明日は母ちゃんの四十九日法要にあたる日でした。

やはり世間一般的に家に帰れということなのかもしれませんね。
母ちゃんもさすがに今回は帰ってきてほしいと思って、
僕のことを呼んだのかもしれません。

唯でさえ親不孝な息子のレッテルを貼られている上から、

罰当たり者の烙印まで押されるのはさすがの僕でもきついです。。。
というわけでおとなしく実家に帰ります。
再び高松へ帰ってくるときは何かが変わっているかもしれません。

 


大阪戦の観戦を楽しみにしておられた皆様、本当に申し訳ございません。

そして、何よりもチームのみんな、迷惑をかけてごめんなさい。
早く皆様の期待に応えられるように、今できることをコツコツと頑張ります!