フロリダに越してきてから早いものですでに7週間が経ちました。
毎日が充実していると
月日の流れもこれほど早く感じられるのかと驚いているこの頃です。
日中は、ほとんどを練習やトレーニングの時間にあてていますが、
それでもNYにいたころより息抜きしたりリラックスしたりする
自分の為の時間も圧倒的に増えていて、
1人でゆっくり考えることも多くなってきました。

そんな中あらためて思ったことは、

やはり人間には厳しい世界に中に身をおくことが必要だなということ。
それも、できれば1人で。
そして、完全に身を任せて。
身をゆだねてぐちゃぐちゃにされたあとに
ボーッとしている時間が、最高。
今の僕にはそのほかに何もいらないかもしれません。

日本にいた頃は、人と足並みを揃えることがよくありました…。

たとえ相手が自分と歩調が合わない人で、
それがどれだけぬるま湯だと分かっていて、
そのとき自分にどれだけ不安があったとしても……。

アメリカに来て自分でもそういう部分が大きく変わったかなと思います。

周りに流されることなく本気でバスケットボールに取り組んでいます。
もちろん僕にとってのバスケットが、「部活」から「生活の手段」に
変わったということが最大の要因ではありますが、
周りの選手のバスケに対する目つきや姿勢から
影響を受けることが多いのも事実です。

とは言っても、ほんとうに優れた人間は日本だろうがアメリカだろうが、

どこにいようと強い意志で自分を律して行動できるのでしょう。
ただ、僕にはこっちの方が向いているような……。
本音と建前が乖離することなく、ひとつ屋根の下で暮らせるこの国に
ひどく心を惹かれているのは間違いありませんね。

さて、これから先のことですが、

どうなるのかは正直僕にも分からず、
なるようにしかならない感じです。
なので、そんなことはあまり考えずに一日一日を
できるだけ充実させていくことを積み重ねていくつもりです。
今日があるから明日があるのであって、
スキップして途中の1枚を抜くことなんてできません。
人生とはティッシュペーパーのようなものだから。

さあ、資源の無駄使いはしたくないぞ。

明日からも毎日を精一杯楽しんで生きていきます!