キャンプ2週目も怪我なく順調に終わりました。
そろそろ身体のあちこちが痛く疲れも溜まってきたようで、
練習後に晩飯を食ったあとは本能に逆らうことができず
すぐさま眠りについてしまう毎日です。

とは言っても依然として気持ちは充実しており、

キャンプをめちゃ楽しんでます♪

今は体育館のすぐ裏にあるアパートに住ませてもらってるんですが、

辺りは森、池、野原に囲まれていてたくさんの植物が群青しており、
毎日何かしら違う種類の虫たちと遭遇するようなところです。
夜になると何を求めてか知らんがカエルたちも玄関前に集合してきます↓
虫、カエル嫌いの僕にとってはこっちもトレーニングキャンプと言えます(泣)

この間、最悪なことに家の中でゴキブリを発見してしまいました!

幸いこのゴキちゃんは息絶えてくれてたので動くことはなかったんですが、
ご丁寧に人間様が生活の中でお世話になる頻度の高い洗濯乾燥機の前で
最期を迎えてしまったようで。

「もし洗濯機から乾燥機に衣類を移す際に手が滑ってゴキちゃんについたら…」

そんな心配が頭をよぎったので、
こりゃあ今のうちに捕獲をせんといけんっ!! という結論に↓↓↓

しかし、ゴキに触れることはおろか、

まともに見ることすらできない僕は少しの葛藤もないまま体育館へ直行!
優しそうでゴキを触れそうな人にお願いして家まで来てもらって
始末してもらいました♪
thank you Ted☆

こんなとき、うちの母親は本当にたくましかった…。

ざっと説明しますと。。。

晩飯のときにテーブルの下で何か黒い影が動くのを僕が発見!

すぐにゴキと気づき一瞬で慌て逃げ惑う僕と直(双子のもう一匹)。
台所を縦横無尽に走り回るゴキ!
「あんたら、男の癖につまらんね。」
と言っている母ちゃんの手にはいつの間にか蝿叩きが!!
母ちゃんがゴキに狙いを定めた次の瞬間!
振り下ろされた一撃でゴキは遭えなくご臨終。。。

と、ここまでは普通の人とだいたい同じだと思んですが、

ここからがうちの母ちゃんのちょっとさじ加減の狂ってるところ。
もう明らかに止めが刺されているにも関わらず、
そこから更に最低5発はお見舞いする!!

「もうええっちゃ!!!」

眉間にしわを寄せ険しい表情で様子を見つめていたゴキ嫌いの僕の口からも

思わずそんな言葉が出てしまう、えぐいやり方です。。。

もしもこの世にゴキブリ愛護団体というものが存在するとしたら、

母ちゃんは彼らからとんでもない非難を浴びさせられることでしょう。

しかし、この強い母ちゃんにも苦手な生き物は存在するのです。

それは蛇です。。。
実家の庭には、ある季節(ちょうど今頃やったかな?)になると
蛇がうじゃうじゃ現れ出します。
母ちゃんは庭で蛇を見つけるたびに必ず悲鳴を上げます(笑)
ちなみに僕は蛇が全然余裕なんで、そんなときは僕が蛇を追い払います♪
蛇にまつわるこんな面白エピソードがあります☆

僕が5歳のとき、家の下の畑で遊んでたら生きている蛇と遭遇したのです。

なぜかこのとき頭の中は蛇をやっつけることでいっぱいでした。
子供心に蛇をやっつけることで男が上がるとでも思っていたのでしょう(笑)

数分後、その辺に転がっていた棒で叩いて蛇を仕留めた僕は、

そいつを投げたり自分の首に巻いたりして
勝利のパフォーマンスに酔っていました。

そこへ通りがかりのおっちゃん登場。

彼の出現で事態はとんでもない方向へ…。
おっちゃんは僕のことを散々褒め殺したあとに
「それ食べれるんぞ。」と言いました。

もちろん僕は疑って「本当なん!?」と何度も聞き返しました。

すると、何度も首を縦に振ってみせたおっちゃんが次に言った台詞。
「家に帰ってお母さんに見せて、料理してもらい。」

僕は興奮しました。

その当時乗り回していた椅子型トラックのけつの部分のふたを開け、
ぐるぐる巻きにした蛇をその中に入れた僕は
両足で力強く地面を蹴りトラックを進ませ、
意気揚々としながら家路を急ぎました。

食べられるものを捕まえることに成功したという

何か男のロマンのようなものを掻き立てられた僕は、
母ちゃんに早くこの獲物をプレゼントして称賛を浴びたかったようです。

数分後、家に到着。

家の中までトラックで進入してきた僕に母ちゃんは怒ってきましたが、
全く従うことなく台所まで暴走。
たとえ大型車輌進入禁止の罪に問われようとも
このサプライズなプレゼントがあれば きっと許してくれるだろう
という根拠のない自信があったからです。

ここから先はあえて説明する必要もないと思ったので省略させてもらいました。

ちょっとだけ説明するとしたら、
あとにも先にも母ちゃんのこれほど大きな悲鳴を聞いたことがないということ。
そして、それを聞いた僕が驚きのあまり大泣きしてしまったということ。

これは僕がまだ母ちゃんのことを『ママ』と呼んでいたころのお話です。

ありえん・・・。

でも、この話をこれだけ鮮明に憶えているのは、

庭やテレビで蛇を見るたびに母ちゃんが笑いながらこのときのことを僕に話したので
ずっと頭にインプットされ続けてきたからです。
相当びびったんでしょうね(爆)

しかし、今では母ちゃんが悲鳴を上げる対象も大きく変わってきたようです。

数年前から冬ソナが何だのヨンが何だのと言うようになったなぁとは思ってましたが、
最近はめっきりクオン・サンウ?っていう韓国の若者に取り憑かれてしまったみたいで。

この前実家に帰ったとき、

いろんなところでクオン様(母ちゃんはこう呼ぶ)とお会いさせられました……。
呆れるほど家中のいたるところにクオン様の写真が飾られていました。
携帯にも渋谷のギャルたちのそれを凌ぐほど
大量にクオン様ストラップがぶら下がり、
車を借りればクッション、ミラー、ハンドル部分にもクオン様のお顔が。
CDをかけてみると聴いたことのない韓国語の曲が流れてきました↓
しまいには、便器に腰掛けた僕の目の前には上半身裸のクオン様ポスターが↓↓

息子3人というハードな環境だったせいで

正直今まで母ちゃんは女らしく扱かわれたことがありませんでした。
その反発が今頃やってきたのでしょうか…。

でもこれまで多くの時間と労力、

ありあまる愛情を僕らに注いでくれ、僕らを1人前(?)の人間に
成長させてくれた母ちゃんにはもはや少々のことをやっても許される権利があります!

母ちゃんが幸せならそれでええし、もう好きにしてくれ(爆)

マジで何でもええから、いつまでも元気でおってくれ☆☆

今回はついつい長くなってしまいました。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
やはりいつまで経っても息子というものは
母親が好きで好きでしょうがないようです。

ってなわけでこの辺で。bye!!