「あれ…どこいった??」
 
不思議でしょうがない。
たった一回起こった現象なら「ふ~ん」で片づけることもできるのだけれど、
こう何度も繰り返されると、もはや口から出る感嘆詞もない。
 
ポケットに入れたはずの電車の切符。
支払い時にどこをさがしても出てこないタクシーチケット。
お気に入りだった携帯ストラップのミニキセル入れ。
 
まるでものに突然足が生え勝手にどこかへ行ってしまったかのよう。
あるべきものが見つからないのは本当にキモチ悪い。
別にあるべき場所になくてもいい。
ただまた帰ってきてほしい…。
 
この数週間、なぜだか身の周りでこんなミステリーな現象が度々起こった。
 
 
そして今日。
またしても靴下の片方だけがなくなった。
これに限ってはもちろんいまに始まったことではないのだけれど…。
 
 
片方だけ靴下があって利用出来る機会と言ったらクリスマスくらいしかない。
開き直ったぼくのような人間に方方で履かれるか、雑巾として活きていく選択肢も残されてはいる。
ただ、IN THE PAINTの方々はそんなつもりでぼくにソックスを提供していない。
 
最悪、金やものは仕方ない。
ただ、その結果ヒトの信用、
<信じる>ということの上に成り立つ人間関係だけは絶対に失いたくない。
 
金で買えないものはない今の時代においても、
それでも金で売りたくないモノ、絶対に金ごときで置き換えることの出来ないモノだから。
 
 
それにしても、原因は。
疲労なのか何なのか。
ただ単に注意力・集中力が散漫なだけなのか。
 
とにかく反省…
 
そんなことを考えているときに、
代々木公園でサメの死骸が発見されたというニュースをみた。
 
「そんなことって…」
こんなありえないことが起こる世の中だから何が起きても不思議じゃないか。
おかげですんなり自己解決することはできました。
 
ちなみに一昨日の夜には焼き鳥の串がぼくのほっぺに突き刺さり、まさかの流血。
 
そんなことって(笑)。