余すところ、あと十日ほどで今年も終わりですね。
近頃は年末の街がこれでもかというほど幻想的な魅惑と誘惑の雰囲気を漂わせるものだから、
意地でも負けてたまるかと自分を奮起させながらトレーニングに励んでいます。
ただ、年内にもう一度ブログが書けるかというと、
やっぱりそこは年末を言い訳に怠ける可能性が濃厚なので自信のない約束は
はなからしないようにします。
いささか苦しい理由ではありますが、気持ち早めに今年一年を振り返らせください。

さて、この一年はなかなか激動の年となりましたが敢えてにタイトルをつけるとすれば、

『自分の身体との確執と和解に至るまでの物語』といった感じになるでしょう。

これまで僕は「自分の心」とは目標や夢などを深夜遅くまででも語り合うような

熱い交流を頻繁に行ってきたけれど、「自分の身体」とはまともな対話すらしていなかった
ことに気がつきました。
常に身体からの信号は無視し続けるばかりか、こちら側の都合で一方的に命令は下す。
そして、その度に事故に遭遇するというまさに自業自得な時間を過ごしたのが今年一年。
確実に思い出せるだけでも三度そういった失敗がありました。

(おいおい、まだオフ明け初日だぞ)

「……(無視)。」
(こんなにふくらはぎに張りがあるのに…)
「なんとかなるっしょ。」
(2週間寝込んだ病み明けの身体ってことを忘れてないかい?)
「その遅れを取り返すんじゃボケ、黙っとけ!」

(………ああ言わんこっちゃない…。)

全ての事故は赤信号にもかかわらず力ずくの強行突破を謀ろうとした僕自身が招いたもの。
結果、無理やりなペースで動かした僕の身体は想像以上に脆いということが判明しました。

すっかり痛んでしまった身体をもう二ヶ月以上も説得し続けています。

謝り続けていると言っても間違ってはいないかもしれません。
さすったり、伸ばしたり、マッサージしてあげたり。
伝わっているかは分からないけれど、毎日感謝の気持ちも送りながら。

これからは青信号でも手を挙げながら前後左右も確認することでしょう。

(できることならカルガモのように堂々と横断し続けたかったけれど、
そんな野望はとっくに打ち砕かれてしまった…。)

ただ、それでも今年は本当に恵まれた一年だったと思っています。

日本のいろんな所でたくさんの素敵な方達と出会うことができたから。ありがとう。
年明けからは完全復活しますので、みなさん来年も僕を宜しくお願いします。

それでは、簡単になってしまいましたが皆さん良い年末年始を。