いよいよ「士の月」11月に突入。

季節は冬の装いを見せ始め、行き交う人々も冬支度を始めてきているように思われます。

自分の健康に無頓着な僕も今年は寒さに風邪を引かされる前に衣替えができました。
しかし、言い換えるとそれはアメリカのバスケシーズンがそこまでやって来たということ。

嬉しいかな悲しいかな、

バスケシーズンはどこにもどんな人の所にも必ずやってきます。確実な足取りで…。
11月から開幕を迎えるということはバスケ選手であるが故に重々承知なのだけれども、
怪我というものもまた突然起きてしまう面倒臭いものだからしょうがない……。

「そこへ辿り着くこと」

まずはそれだけを一大目標にして、脇目も振らずに突き進むつもりでしたが、
どうやら僕の場合はどこかへ行くためにはただそれだけではなくて、
その過程をも楽しまなければいけないドラマチック(いや平凡?)な展開になるようです。

今は慌てても仕方がないので慌てるつもりもありません。

ただ、その代わりと言っては何だけれども…
そこへ辿り着いたときには喜び、更にその喜びにどっぷりと浸らせてもらって、
そして、少しの間だけ良い気にもならせてもらうぞ!
一概には言えないけれど、
いろんなアスリートの性格、物事に対する姿勢というものは、
こんな風に事態が上手く転がらないときなんかに顕著にあらわれるのかもしれません。
それぞれの向かい方、転がし方、そして、喜び方。
ああ、本当に僕は無頓着な方でよかった。

先月の半ば、練習中に膝を痛めてしまいました。

そこがまだ完治していなくて、どうやらもう少し回復を待たなければなりません。
怪我の報告は今まで極力避けるようにしていましたが、シーズン直前でもあるし、
やはり応援してくれる方々へは報告の義務があるなと思い、報告させてもらいました。

決して傷口を舐めてくださいとか優しい言葉をかけてくださいなどといった、

甘ったれたことをぬかしたいのではないのでくれぐれも誤解されないでください。
ただ、やっぱり傷口に塩を塗られたくはないし、優しい言葉には弱いです。
それは否定しませんし、いつも自分には素直に生きていきたいと思っています。

皆さん、心配かけて申し訳ないです。

タイミング以外はそれほど気にするほどでもないので、今できることを地道に頑張ります。

 


同じく膝に怪我を抱えながらも頑張った直之を見て触発されました。

先週末に行われた全社会人大会で直之が所属する九州電力が見事初の日本一を決め、
年明けのオールジャパンに初出場することが決まりました。
九電の皆さん、そして、直おめでとう。

やけど、もう怪我をするのだけは止めてくれっちゃ。

お前がすると俺もするけぇ(笑)